
ブルーインパルスのパイロットって、どうしたらなれるのかな?
見た人の心に大きな感動を与えるブルーインパルス。
自由に機体を操るブルーパイロット、かっこいいですよね。
うちの子も興味を持っていたので、どうしたらブルーインパルスのパイロットになれるのか調べてみました。
※参考文献:ブルーインパルス パーフェクト・ガイドブック(イカロス出版、2020年)
【ブルーインパルスのパイロットになるには】条件・技量・適性

ブルーインパルスのパイロットに選ばれるためには本人の希望はもちろん、以下の条件・技量・適性が必要です。
条件
- 戦闘機のパイロットであること
- 2機編隊長(エレメントリーダー)以上の資格

1番機・5番機のパイロットは2機以上を率いて飛ぶので、さらに4機編隊長(フライトリーダー)以上の資格が必要だよ
▶関連記事:【ブルーインパルス2025】全パイロットメンバー紹介!TACネームも
技量
- 高度な操縦技量
ブルーインパルスの華麗な飛行を行うのに高度な操縦技量が必要なのは、言うまでもないですね。
適正
- 社交性
- 協調性
ブルーインパルスのパイロットは広報活動も担っています。
航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。
航空自衛隊公式ホームページ「ブルーインパルスとは」
▶関連記事:【ブルーインパルスは何のために存在するの?】誕生から現在までを解説
トークショーイベントなど多くの観衆と接する機会があるため、社交性が求められます。
飛行の際には高度なチームワークが必要なため、協調性もなければいけません。
【ブルーインパルスのパイロットになるには】戦闘機パイロットになる3通りの方法
先ほど、ブルーインパルス・パイロットの選抜条件に「戦闘機パイロット」があることを見ました。
では、戦闘機パイロットになるにはどうすればいいのでしょうか。

航空自衛隊のホームページを見ると、戦闘機パイロットになるには次の3通りの方法があることが分かります。
- 航空学生として入隊
- 防衛大学校を卒業後、一般幹部候補生の飛行要員として入隊
- 一般大学等を卒業後、一般幹部候補生の飛行要員として入隊
航空学生として入隊
航空学生は将来の航空自衛隊のパイロットを養成するコース。現在、航空自衛隊のパイロットの約7割は航空学生出身者です※。
主な対象者:高校卒業者または高専3年修了者(見込みを含む。)
※参考:自衛官募集公式ホームページ「航空自衛隊第12飛行教育団」

航空学生は山口県の防府北基地にある第12飛行教育団に入隊するよ

約2年間は座学が中心基礎教育を受け、航空学生過程を修了。
その後、操縦教育・教育訓練を受けて部隊に配属されます。
航空学生の詳細は、航空自衛隊公式ホームページ「採用情報」をご覧ください
防衛大学校または一般大学等を卒業後、一般幹部候補生の飛行要員として入隊

一般幹部候補生は防衛大学校または一般大学などの出身者の幹部自衛官養成コース。
防衛大学校の詳細は、防衛大学校公式ホームページをご覧ください。

幹部候補生学校は奈良基地(奈良県)にあるよ

一般幹部候補生は採用とともに空曹長に任命されます。
「航空自衛隊幹部候補生学校」で約34週間の教育を受け、一部幹部候補生過程を修了。
その後、3等空尉(国内で2年間の大学院修士課程修了者は2尉)に昇任、以後中堅幹部として活躍。操縦教育・教育訓練を受けて部隊に配属されます。
一般幹部候補生の詳細は、航空自衛隊公式ホームページ「採用情報」をご覧ください
■操縦教育・教育訓練について
以下の過程をそれぞれ修了した後、操縦教育が始まります。
- 航空学生→航空学生過程
- 一部幹部候補生→一部幹部候補生過程

約2年間の操縦教育の後、パイロットの資格を取得。
その証として「ウィングマーク」を授与されます。


その後、教育訓練を終え、めでたく戦闘機パイロットに。
戦闘機パイロットになって、最初で見た「ブルーインパルスパイロットになる条件・技量・適性」を満たして選抜されて、やっとブルーパイロットになれるのです。

ブルーパイロットになるのは
本当に大変な道のりだね
ブルーパイロットの気になる年収はこちらから:
▶ブルーインパルスのパイロットの年収・給料はどのくらい?なりたい人必見!
ブルーインパルス・パイロットの任期は3年 その後は元の任務へ
晴れてブルーインパルス・パイロットになると、すぐにTR(訓練待機)パイロットとして、錬成訓練がスタートします。
ブルーパイロットの任期は3年。
3年の任期中の役割についてはこちらから
▶【ブルーインパルス2025】全パイロットメンバー紹介!TACネームも
ブルーパイロットの任期が終わったら、元の任務に戻ります。
パイロットのキャリアとして見ると、ブルーインパルス・パイロットとしての3年間は単なる通過点。

でも、とても濃く貴重な期間だったと振り返るOBたちも多いんだって
【ブルーインパルスのパイロットになるには】その後についても解説 まとめ
この記事ではブルーインパルスのパイロットになるにはどうすればいいか、お伝えしました。
まとめますと
ブルーインパルスのパイロットに選ばれるには以下の条件・技量・適性が求められます。
■条件
- 戦闘機のパイロットであること
- 2機編隊長(エレメントリーダー)以上の資格
- 1番機・5番機のパイロットはさらに4機編隊長(フライトリーダー)以上の資格が必要
■技量
- 高度な操縦技量
■適性
- 社交性
- 協調性
ブルーパイロットの「条件」である戦闘機のパイロットになる方法は3通りです。
- 航空学生として入隊
- 防衛大学校を卒業後、一般幹部候補生の飛行要員として入隊
- 一般大学等を卒業後、一般幹部候補生の飛行要員として入隊
航空学生過程または一般幹部候補生過程をそれぞれ修了した後、操縦教育・教育訓練を受けて戦闘機パイロットになることができます。
ブルーインパルスパイロットに抜擢されるとすぐに訓練をスタート、任期は3年です。
ブルーパイロットの任期を終えた後は、元の任務に戻ります。

ブルーインパルスのパイロットになるのは大変な道のり
でも強い想いのある方は、ぜひ目指してほしいです☆
ブルーインパルス・パイロットの理解を深めるために・・
2013年のドラマ「空飛ぶ広報室」の主人公・空井大祐は元戦闘機パイロット。
第1話では戦闘機パイロットになるのがいかに狭き門であるか、語られます。
また第4話では防衛大学校でのシーンがあり、防衛大学校がどんなところか理解を深られますよ。

パイロットに興味のある人、必見だよ!